Creality Ender-2 3Dプリンタを買った

はい。DIYの中華プリンタキットですね。とりあえず組んで2,3出力したことで傾向が見てきたのでレビュー。基本的には以前買ったAnetA6プリンタと比較です

ざっくりと

  • Prosよかった
    • 本体2まんえん
    • 簡単な組立、箱から出して電源ONまで120分程度で可能
    • 持ち運びにも耐える強靭なフレーム、歪みにくい。比較的軽量
    • 造型サイズ150mm四方でまずまずの広さ
    • ヒートベッドあり
    • 液晶&UIはAnetA6相当。microSDからスタンドアロン出力可能。AutoLeveling(自動ではない)機能があって便利
    • 電源パック以外が一体化、スプールホルダーもついてて省スペース
    • 電源パック端子にカバーがついた!
  • Consわるかった
    • 簡素なマニュアル。各種袋やケーブルにラベルが貼ってあるとはいえ、組立から配線までがペラ1なのは中々察しがいる
    • 片持ち式故にXYZ軸、すべての軸でズレ/歪みが発生しやすい
    • ヒートベッドの調整ネジが空転しやすい。左ねじへのアクセスが悪い(せまい)
    • 空冷ファンはなし

購入&開梱

https://www.aliexpress.com/item/2017-Newest-CREALITY-3D-Cheap-Color-3D-Printer-Metal-Ender-2-Large-3D-Printing-Size-DIY/32808722388.html これ

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感触的には3,4kgぐらい?そこそこサイズはあるけどそんなに重くないパッケージだ。パーツ数はAnetA6とくらべて、非常に少ない。マニュアルはペラ1紙と、USBメモリ(microSD)。

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ハードウエア組立については、マニュアルがペラ1しかなくてビビる(裏面は電源の警告)。

「ここにプーリー」「ここにタイミングベルト」ぐらいの指示で組み上げにこまることはなかったが、パーツ形状を見て察せる人でないと悩むだろう。汎用のシステム化されたフレーム材を使っていてサクサク組み立てられて、強度がある。マニュアルは簡素だが、ネジやケーブル類は袋ごとやコードごとにラベル付されているのでスムーズだった。

そもそもパーツ数がAnetA6と比べると1/5ぐらいだろうか。バラバラになっているように見えて、細かいパーツは組み付けられており、シャフトの様な大物パーツと半完成ユニットで大半が出来ている。Y軸ベルトを貼ってZ軸を立てたら、X軸を付けた半完成エクストルーダユニットを載せると完成する、という感じ

 

配線もまとまっておりラベルに従ってコネクタをつなぐ。ケーブルはフラットケーブルとしてまとまっていて、途中でモジャモジャになることもない。5分ぐらいで済むのは感動的だ。

ただ、フィラメントを通すチューブの接続などは説明がやはりないので察しが必要。惜しい。総じてシステマチックに出来ていて素早くキレイに組み上がるが、所々情報が足りない

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休憩含めても開梱から120分程度で電源投入まで持っていくことができた。素晴らしい。電源ユニットの入力電圧スイッチだけは確認のこと

てっきり電源ユニットも一体化しているものと思っていたが、ケーブルで分かれていて邪魔くさい。一体化しててコンパクトなところがいいな、と思って買っただけにここは惜しいポイント

操作とキャリブレーション

この辺のUIはAnetA6とほぼおなじファーム系のようで、あまり差がない。メニューが入れ替わったりしてメニュー階層が深いとかはあるものの差はあまりなし

キャリブレーションについてはAutoLevelingという機能がメニュー内に増えている。単にヘッドを4カド+中央1箇所へ順に移動させてくれる機能で、ベッドの調整はおまえがやれ(人力)という感じで全然Autoではないのだか、これがなかなか便利

 

自分が組んだ時では、プリント以前にY軸レールのローラー保持がガタガタになっていたため、Y軸ローラー周辺をバラして組み直したところ、ガタが取れて滑らかに動くようになった。この辺は察しが要求されるなあ

今回のテストでは後でバラすために造型シートは貼らず、代わりに3Mのマスキングテープを貼った。ベッド高さ調整ネジは3点で固定するタイプで、ツマミが大きくて便利!かと思いきや、向かって左の調整ネジが操作パネルとY軸レールに挟まれたスキマにあっていじりにくい。加えてベッド側にネジが切ってないためスルスルと空転してしまう。ネジの位置は個人では改造しづらいが、調整ネジの固定ぐらいはしても良さそうだ。要改良ポイント

エクストルーダモーターとノズルが離れるボーデン式は初めてだったが、フィラメント装着しやすさはAnetA6とくらべても対してかわらず。Prepare -> Preheat PLAでエクストルーダを温めたら、送りギア止めを押さえながらフィラメントを押し込めば、ノズルからPLAがにゅるりして準備完了だ

 

プリントについてはおなじみのslic3rを使って、STLをGCODEに変換。GCODEをmicroSDに書き出し、それをEnder-2本機に指して、Print from SD。この辺もAnetA6と同じ。この辺は付属microSDがうまいこと読めなかったのでパスして、いつもの覚えてる手順でやった

設定もだいたい同じ。

  • PrintSetting
    • LayerHeight 0.25mm
  • FilamentSetting
    • Fillament
      • Diameter 1.75mm
      • Temperature Extruder FirstLayer:205 Other:200
      • Bed FirstLayer:50 Other:30
  • PrinterSetting
    • G-code Flavor: RepRap(Marlin/Sprinter/Reprier)
    • BedShape Rectangular Size:150x150 Origin-10x-10
    • Extruder1 Nozzle diameter 0.4mm

とかそんな感じで。だいたいSli3rの初期設定で動くが、FilamentDiameter、G-codeFlaverあたりを指定してあげると良い

AnetA6同様にヘッドスピードまだまだ上げても追従できるようなので、速度にコダワリたい人はいじって良さそう

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で。

悪くない出来。…なのだが、実はこの出力品、平行四辺形に歪んでいる。

というのも片持ち式で単に根本でネジ止めしているだけなので、Z軸の柱がどうやら少し(1°ぐらい?)回転しているようす。後々分かるのだがX軸レールもやや右肩上がりにズレていた。適当に組んだので仕方ない、という見方もできるがこれをジグなしに、正確に直角に組むのは難しいだろう

感想とか

組立は簡単で見た目のまとまりもよい、その点ではオススメできるのだが、マニュアルの不足感と軸ズレ調整の難しさが大いに気になるところ。

これをさらりを組めてターノシーできる人は相応にプリンタ知識がありそうなので、このスペックと精度では物足りなさそう。逆にそうでない人は組み上げてサラリと出力するは難しいのではないか。3Dプリンタ持ちの知り合いがいて、すぐ相談&手伝ってもらえる初心者ならオススメできるのかな?

ターゲットユーザにイマイチ最適化しきれてない感じが惜しい。

 

このタイプのフレームについてはかなり良い感触。組立易く強度があるので、次は同フレームを使った他機種を試してみたい

BRM1028 AJたまがわ 足尾300を走れなかった

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膝の調子からPC2 100km地点でDNF。今年最後のブルベは不完全燃焼で終わってしまった。うーん

前日まで

  • いつものルート準備。17km/h換算での通過時間付きキューシート、GoogleStreetViewでの交差点チェック、Stravaルート
  • Stravaルートで引けない区間がほんのり。そんな新しい道でもないけど込み入った住宅地だからStrava側のルートが無いっぽいね
  • 服装は夏セット(夏おたふくインナー+夏半袖ジャージ+長タイツ)としたけど、固定装備のウインドブレーカーに加えて、冬インナーとシューズカバー、指のある手袋あたりを積む。装備がこなれてきたせいか、オルトリーブのサドルバッグで余裕が出てきたなあ
  • 自転車の方は山用に32Tスプロケットを導入した。あわせてワイヤー周りを交換したので変速がスパスパキマる。気持ち良い
  • 天気予報は日曜から雨だったのが、近づくにつれてじわじわ雨が寄ってきてしまい、最終的に「昼から雨」の予報になってしまった

当日

  • 0610 スタート地点着
  • 0700 スタート
  • 0840 道の駅・休憩15分
  • 0920 PC1・休憩25分
  • 1200 PC2・休憩40分
  • 1300 DNF決める

いろいろと

  • スタート・ゴールが近いといろいろと楽。今回は300初めてということで想定ペースでもゴールは25時ごろ着となるため、宿の手配をしなくていいのが良いね。風呂も好きに沸かせられる
  • 序盤からかなり速い。向かい風にもかかわらず30km/h近い巡航ペース。寒いのも影響していたと思うが、周りのペースがすごい。
  • 延々と江戸サイ横を飛ばして道の駅へ。さすがにペースを落とそうということでトレインを離れる
  • PC1,PC2とも想定ペースより早く付く。休みを含めると想定ペースぐらい。
  • 天気。PC2までは雨降りは一切ないものの、日も昇らない感じで気温上がらず。夏服装では走ってる分には問題ない感じだったが、今思い返せばもっと暖かい格好でも良かった。水分消費が少なくて違和感。早めにインナー着替えればよかった。
  • PC1あたりから左膝が痛みはじめ、PC2ではかなり厳しくなっていた。回すことが難しいレベル
  • これからの登坂、脱出ポイントがPC3先までないこと、雨予報を鑑みてDNF
  • DNF後、駅に着いた途端(14時ごろ?)降り出したので結果的に自分は濡れなかった。

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PC2までいっしょに走っていた友人は無事走りったようで、膝痛でDNFになったのはくやしいところ。体力的と意欲的にはまだまだ余力があったし、山用に用意した32Tスプロケットも試せずで、不本意な終わり方になってしまった。ぬーん

 

帰りは特急電車でびゅーん。なるほどそういうコンセプトの鉄道なのね。粕尾峠を走りそこねたので、また走りに来るのも良いなあ。

 

とりあえずは左膝の痛み方の傾向が見えてきた。以前のサイクリングでも50kmあたりから痛むパターンがあり、今回含めて連続していることが分かった(再現性)。それをヒントに膝を直していくのが次の課題だ。あとは、気温と服装の選択をうまいことやっていく、ぐらいだろうか

 

BRM923 AJかながわ 箱根200のリベンジを達成した

最後尾争いをしてなんとか達成。

去年初めて参加したブルベがこの箱根200で、当時は190km地点で時間切れDNF。この結果から「ブルベなんとか走れそうだ」となって、今年のブルベチャレンジに繋がった。今回はそのリベンジが達成できた。

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去年のとはコース変更はあるものの、7割方は同じ。大船をスタートして、海沿い134号と1号、135号を通って湯河原PC1。椿ラインを登り元箱根、芦ノ湖を回って箱根町へ。第二峠の長尾峠を通ったら御殿場市内のPC2。帰りは御殿場線に沿って国府津付近まで戻りPC3。そこからやまゆりライン(不動山周辺)を昇り降りして、大船へ戻る。

ぱっとコースプロファイルを見ると、箱根の椿ラインがそびえ立っており、だいたいコレが壁(文字通り)に見えるが、わりとそれ以外もヤバイ。例えば小田原~湯河原間は海岸線でよくある起伏と真鶴有料道路や西湘バイパス合流の立体交差があり、芦ノ湖周辺は水辺だから平地かと思えば元箱根のような町以外は結構な起伏がある。その後、長尾峠はもちろん上り。やまゆりラインは100m程度の上り。そこからまた平坦、最後の藤沢周辺も起伏があり傾斜が結構ある。なまじ長い平坦区間に対して、明確な登坂と、ぱっと見で分からない起伏が多い。

逆にまとめるなら、江ノ島~小田原(START~PC1)、御殿場PC2~PC3(下り)、やまゆりライン後~藤沢(PC3~GOAL)しか平坦がない。去年コースとの比較で言うと、去年は超えるべき峠がPC1~PC2に固まっていたのを、PC1~PC2の峠を一つ減らし、PC3~GOALの間に峠を追加、という感じだ

前日まで

  • いつもの友人は今回はDNS
  • いつものルート準備。17km/h換算での通過時間付きキューシート、GoogleStreetViewでの交差点チェック、Stravaルート
  • 大船駅周辺の跨線橋は改修が終わった結果が、GoogleMapに反映されていないようで、StreetViewでの確認やStravaのルート設定が出来なかった
  • サドルはまた交換した。Dixnaアキレスサドルは安いが自分には合う様子。膝痛めていたので低め設定へ
  • せっかくなのでmioFUSEでハートレートを記録しようと付けてみる。
  • 週間予報では土曜雨だったが、近づくにつれて午前中、金曜夜までとなんとなりそうな気配

当日

  • 結局雨は止まず、あたふたしていたらスタートに遅れてしまった
  • 0710 会場到着&スタート
  • 0730 この辺で雨が上がる
  • 0755 自販機・休憩5分。ウインドブレーカーを脱ぐ。mioFUSEのBTがうまく繋がらず諦め
  • 0955 PC1・休憩25分。ここから椿ライン
  • 1135 しとどの窟・休憩5分
  • 1230 椿ライン終了、マツダスカイラウンジ・休憩30分
  • 1355 長尾峠前コンビニ・休憩5分
  • 1430 長尾峠通過
  • 1500 PC2・休憩20分
  • 1630 PC3・休憩20分
  • 1900 自販機・休憩5分
  • 2010 ゴール

つらつらと

  • 天候
    • 最近ブルベが雨続きだったので、小雨だとまあイケるかという気持ちになる。何しろ降水確率はゼロである…、が結局スタート時まで小雨。スタートでも「すぐ止みますよ、ってスタートしてく人全員に言ってるんですけどね。あはは」みたいな話をしつつ
    • 以降曇りであまり気温が上がらなかったのは良かった。途中の温度表示では20℃~24℃ぐらいが最大で、高所通るタイミングが日中だったのと合わせて安定していた感じ
    • 下りルートに入る頃には路面もほぼ乾いており、安心して下れた。雨のせいか、バイクは特に車も椿ライン、長尾峠では少なかった
  • 体調とか
    • サドル変更して低め設定変更は効いてた。途中前乗りをやや後ろへ修正
    • 右ひざは安定しているものの、左ひざが以前と違う痛み方。どうも前乗りポジション時にひねって踏み込むケースがあることと、サドル高が高めだったことで痛めていたのだが、それが治らずという感じ
    • 左ひざのが噛み合うと強い歪んだ痛さがちょくちょくあり、それを庇いながら走った
    • 左足で引くと悪化する、左足で強く踏み込むと危ない、左足が冷える(ダウンヒル)と痛む、あたりの条件?をなんとなく把握しつつ走る
    • あと、前日にTGSを飯食わずにウロウロしていたのもあって、めちゃくちゃ腹が減る。カーボローディングならぬアンロードしてしまっていた…
    • 食欲は弱いのに腹減りがすごい迫ってくる実感が怖い。適当に詰めておいた羊羹6本中5本を食いつつ、炭酸飲料を頻繁にごくごく
    • あと塩積んでおいたんですが、これも時々舐めるとパワーが出る感じで良い感じ
  • コース
    • 湯河原まではほぼ平坦フラット。大磯駅までは向かい風が強かったのと、急いでスタートしたためボトルが空だった&補給余裕がなかったのが不味かった以外は対して問題ならず。持ち込んだ羊羹を早くも2個消費
    • PC1は海鮮丼を食べたが、今思うとイマイチパワーに欠けた
    • 椿ライン。単純につらい。17km/hペースなら1時間のところを2時間半+休憩で通過していた
    • 前回はここでほとんどパワーを使い果たしてしまったのも敗因なので余力を残す用走った(り歩いた)つもりもあるが、そもそもこのあたりでバテておりPC1までのエネルギー管理はあまりうまく行ってなかったようす。羊羹2個消費
    • 時間も体力も無くなっていたがバテバテで着いたマツダ・スカイラウンジでアイスを食べてホットの缶コーヒーを飲んだら、かなりやる気が回復。勢いに乗って長尾峠前まで。スジャータのアイスは神
    • 長尾峠前では去年も補給したコンビニへ立ち寄り。この時点でPC2クローズまでのバッファがほぼなく、ウィダーと炭酸を流し込みつつ進む。
    • 長尾峠は傾斜?補給?気力?のせいか、大して苦もなく足が回りいいペースで上り切れた
    • PC2。CLOSEギリギリ。あまり食欲がなく、炭酸とウィダーとバーみたいな飯に。既に羊羹はあきた
    • PC3までは下り基調。去年とルートが異なるせいか、向かい風のせいか、そこまで時間はあまり稼げてなかった?が17km/h想定から1時間遅れペースにまで短縮。ゴールクローズまでは30分バッファがある計算になる
    • PC3ではスパゲッティと炭酸で終盤メシ
    • やまゆりライン。なにげに入り口は交通量が多く、かつ10%前後のキツイ傾斜でつらい。諦めてある程度歩く。その後も平塚まではそこそこアップダウン傾向だが、今回は余力でパスできた
    • 平塚市から藤沢までは平坦。やまゆりラインで減ったバッファを取り戻す。がここで空腹が押し寄せて来きて、恐怖から羊羹を1個食べる。藤沢手前でさらに炭酸を1本入れる。ウィダーを追加で1パック買っておけばよかったと後悔
    • 藤沢が近づくとメリハリのあるアップダウンが出て来る。去年はこれに心を折られたが、今年はルートが経験済みなのでそこまで苦せず突破
    • 無事ゴールへ
  • 感想とか
    • コース知ってるとは言え、やっぱ箱根つれえわ
    • 去年の挑戦とくらべて劇的に休憩回数が減り、ダウンタイムが減った。芦ノ湖以降をペース落とさず走れたこと、コンビニでの休憩を減らして必要な場合は自販機に頼り、PC以外のコンビニで停車しないのがキモか(マツダ・スカイラウンジを除く)
    • 椿ラインまでのぐったり感や、終盤の腹減りリスクは改善できず。あまり食欲がなくウィダーと炭酸飲料に依存した補給になってしまった
    • 朝出る時に腹持ちをうたうCOMPを飲んだのがまずかったかもしれない。辺に食欲が減ってしまって危ない。食欲重要
    • 羊羹5本も食えば飽きる。スタート時に補給できなかったのが辛い
    • 塩は普通に走る時でも時々舐めて良さそう
    • mioFUSEさんは準備不足でペアリング失敗、データ残せなかった。バッテリも7,8時間で切れるようで、芦ノ湖付近でオフに。ブルベには不向きか。トレーニング用途として別途HRM買うかなあ
    • 膝問題は対応していく。前の週に痛めていたのは気づいていたが、引いてきたので水曜にローラー回したら痛みが戻ってきてしまった。弱まってはいたけど走ってみるとやっぱりダメで。今までと違うタイプの痛みなのが気になる。整骨院に見てもらおう

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久しぶりのぼっちブルベ参加だったが、ちゃんとリベンジできてよかった。逆に平坦でない分、他の人と合わせて走るのは難しそうな気もしていて、実際に走ったらどこかでバラバラになっていたかもしれない。

椿ラインはあんなに登れなかったのに、長尾峠はバリバリ登れたのが謎(Strava曰く区間170W)。エネルギー問題なのかケイデンスが高く維持できたからなのか。ケイデンスの問題なら30T/32Tのスプロケットに変えるのも面白そうだなあ

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後々調べてみると、長尾峠は逆の御殿場側から登る人たちもいるようで、今までは小田原/湯河原からしか登ったことがないんで、そっちも試してみたいな

BRM901 AJたまがわ 白馬・木崎湖300を走れなかった

200km地点PC3でDNF。

台風接近で雨予報が出ていたが、予報確度はCと低くワンチャン雨にならないかも?と希望的観測をしていた。スタート前までは雨がパラツイていた程度なので何とかなるだろう、と思ったが、いざ走ってみると、ざあざあの雨で一向に弱くなる気配がなく、夜通し雨の中を走るために。

気温の低下、乾かないウエアでがりがり体力を吸われ、PC3までの休憩はPC・自販機含め11回もしてしまった(大休憩もある)。これが致命的にタイムロスになり、PC3到着時はCLOSEまで15分程度しか余裕がなく、気持ちと膝の具合と合わせてDNFした、という感じ

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前日まで

  • いつもの友人と参加予定。今回も片道、木崎湖BBQとバンガロー泊をセット
  • 17km/h換算で概算通過時間を書いたいつものキューシート、いつものGoogleStreetViewによる交差点チェック、いつもののStravaナビを準備
  • コースはよくよくみると、以前のブルベやAACRで走ったところがちらほら。なるほど定番コースが見えてくるのね
  • 前回の草津は脱出プランでしくじったので、今回はその辺を考慮してDNFしてもゴール地点までは行く方向で事前に決定。ざっくりと線路図確認
  • 荷物構成は前回の草津で概ね足りたので、基本そのまま。電池類の追加のみ。ドロップバッグは未利用
  • イマイチ柔らか感のあったハンドルと、高さ不足感があってステムを交換。前乗りのポジションに変更したが、あまりテスト走行はできず。の状態

当日

  • おやすみ取って、普通に昼は細々雑務
  • 2015 二子玉入り
  • 2100 集合
  • 2220 スタート
  • 2350 コンビニ・休憩20分
  • 0055 PC1・休憩5分
  • 0300 自販機・休憩5分
  • 0310 コンビニ・休憩40分
  • 0535 PC2・休憩35分
  • 0650 自販機・休憩20分
  • 0725 コンビニ・休憩10分
  • 0800 道の駅・休憩5分
  • 0815 シークレット
  • 0835 フォトスポットめがね橋・休憩5分
  • 0935 碓氷峠・休憩5分
  • 1000 自販機・休憩5分
  • 1040 チェーン落ち・3分
  • 1120 PC3・ここでDNF

つらつらと

  • 天候
    • 週間予報では確度C(最低)で雨。台風接近。一か八か
    • 結果ダメ。スタートあたりまではパラついたら止んだりだった雨は、スタート後からどんどん強くなり、結局高崎付近到達/日の出までほぼ振りっぱなし
    • 走ってる間はギリギリ体温バランスが取れてるが、止まるとダメ。コンビニ休憩のあとは震えるほど寒い
    • 目にどんどこ雨が入る。バイザー付き帽子を買って置いてきてしまったのを後悔
    • 強い雨とライトで視界が奪われる。頭ヘッドライトは視界の雨を照らすし、対向車のライトはメガネの水滴で乱反射して視界が真っ白になる
    • 対向トラックの水しぶきを顔面から食らう。高波だこれ
    • 暗くてキューシートが見えない&濡れてどんどんボロボロになる。厳しい
  • ポジション
    • 手と首肩が痛くなったが、パワー的には満足行く。消耗もそんなに無く、全体通して出力は以前より高く維持できた。特に碓氷峠でヘタれることがなかったのは良かった
    • 150kmあたりから、膝が痛くなってしまったのでサドルが高すぎた可能性がある
    • フルベ後、ちょいハンドル上げ&サドル下げをした
  • 眠気
    • というよりは気力か。PC3では膝の痛みと増えた交通量と合わせて、走る気力がなくなってしまった。
    • 後々考えると、この後の輪行で寝て気持ち回復したことから、うまく眠気を認識できてなかった可能性もある(経験的に眠気管理は苦手)。そもそも前日スタート前に仮眠なりごろ寝なりしておくべきだった
    • なまじ走れていただけに休憩毎に寝るポーズだけでもしておけば、少しは変わったかもしれない
    • 総合的には夜通し走行の経験不足
  • DNF
    • 軽井沢突入タイミングで予定ペースより-15分ぐらい。そこからサンラインを1時間飛ばしてPC3はCLOSE15分前に滑り込んだ。そこで飯にしてDNF判断
    • PC3では3人ほど参加者と合流したが、後々確認するに彼らは完走していた様子。ペース的には無理でなかったようだ
    • 今回はまだ走れそうな友人を巻き込んでのDNFになってしまった。そろそろ別々に走ってみるのも悪くない頃合い
    • 敗因としては天候によって、PC3までで休憩時間が160分以上になってしまったことだろう。雨がなければ60分程度は余裕を持てたはず。それならPC3で寝て休むプランも出来ただろう、膝はさておき。
    • キューシートは雨対策を検討したい。初回の頃は一応していたのだが、最近はもう適当になっていた。PC毎で区切ってジップロックするなど検討しよう
  • その後
    • PC3近所の上田駅篠ノ井駅→明科駅と輪行。予定外のスイッチバック駅が見られた!明科駅からは自走で木崎湖へ。登り基調が膝につらかった
    • BBQ時間には温泉寄ってギリギリ。この手の、後にイベントがあるタイムスケジュールなら、早めの21時スタートで参加した方が良さそう。遅い自覚があるだけに
    • BBQ、みんな元気すぎるでしょ…体力どうなってんだ!夜通し300km走ったあとにもくもくと肉を焼いて食う酒も飲む。めっちゃうまい
    • バンガロー泊はなかなかおもしろかった。主に建築基準法的な意味で。自分でも作れそうな小屋感が最高。電装もできそうなぐらいシンプル。ロフトは湿気るが暖かい(階下は寒かったらしい)
    • ただ相部屋の人のいびきが凄く、そこはしんどかった…。次は耳栓を持っていこう
    • 翌日は膝ダメージほどほどに回復。小熊山登坂は体力を考慮してパス、朝風呂に温泉に寄って、軽く朝食取ったら、特急が混まないうちに松本駅へ。帰宅
    • stravaナビだと稀に1直線の街道を、バイパス経由で迂回してしまう箇所があった。走行中に気づいたから良かったものの、コース引き時点でなくしたいところ

トータルでは過酷だけどてんこ盛りのアウトドア体験で良かった。夜間走行はまだまた改善の余地アリ

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イベント特化型コイントレイをC92で頒布しました

イベント特化型コイントレイ特設ページ作りました。】

表題の通り。ここ半年ほど、いろいろ合間ありつつも改良してきた、イベント特化型コイントレイをコミケC92の1日目で頒布してきました。写真を見る通り、市販の安価なセントリー社SCB-8手提げ金庫のトレイを入れ替え、500円/100円だけを収納、お札を下へ落とす用の穴を開けた形になります

 イベント直前からプリンタによる量産を始めた都合*1加えて、プリンタの調子を掴んで生産安定するまで手間取ることになり*2、現地に持ち込めたのはごくごく少数になってしまったけど、反応は上々。いくらかツイッターでもRTされていたようで、ありがたいことです。

紹介ありがたい~

とりあえず今後の予定としては、ある程度の量産をしていき*3、秋の技術書典3(委託予定)と冬のコミケC93で出したいところ

 

以下当日の様子です?

 たのしい!

*1:1個あたり8時間、最大2個/日。フィラメント交換の都合7個に1個は失敗。歩留まり悪すぎる

*2:一応、最終ロットは当日0630までプリントした

*3:量産方法については検討中

Anet A6 あれからTips

Anet A6 3Dプリンタを買って組んだ - おめが?日記_(2)

小物は気楽なUp!plus2、大型造型はAnetA6という住み分けでプリント使っております。AnetA6さんは毎回ベッドにマスキングテープはったり、剥がすたびに水平歪むので毎回2度ぐらいベッド調整がいるからしゃーないところではあります。分離式ベッド改造を考えたいところ

とりま、現状の実運用のTipsでも

プリント前のベッド調整は2度ループ行う

四隅で止めているせいか、1度の調整では安定しないので、2ループやる。Position->1mm->X,Yでちまちま移動するのはメンドイが仕方ない

ベッドが分離式であれば良いのだが、いかんせん固定ベッドなので造型物を剥がすときにベッドが歪んでしまうよう。調整はプリント前に毎回するのが良いようす

Z軸の可動範囲は200mmまで(カタログ値220mmを信じてはいけない)

左Z軸はX軸が0付近の時、200mmちょっとしか稼働範囲がなく、それを超えるとエクストルーダユニットがフレームと干渉する。左Z軸モーターに負荷がかかったり、下記の水平ズレトラブルが起きる

時々エクストルーダユニットの水平が取れているか確認

Z軸がなんらかのトラブルでぶつかると起きる。発生するとベッド調整時に妙にベッドの片側だけ高くなる。autohomeした時のZ軸モーターの位置が左右で違う、片方下がりきらないといってことで確認しよう

対応としては電源切って軸を手回しして調整する

Slic3rのEnd g-codeのカスタマイズ

 M104 S0 ; turn off temperature
G28 X0 ; homing all axes
G0 X0 Y200
M108 ; cancel heating
M140 S-273.15 : stop bed heating
M84 ; disable motors

 こんな感じにしている。G0のZは指定しなくてもいいかもしれない。Y200とすることで、ベッドが手前に来た状態で終了するようになる。好みで位置を決めよう

Slic3rのBed Shape設定

前回もちらっと書いたけどスクショで貼っておこう

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Originをマイナス表記にすると

f:id:o_mega:20170806161151p:plain0,0座標が領域外になって、だいたいAnetA6のAutoHomeのエクストルーダ位置と合致する

他ユーザのハードウエア・アップグレードを調べる

スライサー設定のようなソフトウエアも調べると良い。

他にも例えばThingiverseにはこういった改良パーツを作っている方々がいるので、今動いているプリンタで吐いてパーツ交換し、ハードウエアを改良できる。

www.thingiverse.com

この方はがっつり手を入れて改良して使っている様子。ハードウエアがウェブからダウンロードできる、というのは3Dプリンタらしい体験なのでぜひ試したいところ

 

BRM722 AR日本橋 草津温泉200を走れなかった

結果17時間と30分。途中まで走破できそうな気配があったものの、想定外の豪雨とメカトラで大失敗。4回目(DNS含むと5回目)にして学びが多いブルベになりました。暫定結果のDNF率もとても高かった。さもありなん…

前日まで

  • いつもの友人と参加予定。今回は片道ということで主催が用意してもらった宿に申し込んで宿確保
  • 慣れからか準備も適当に…
  • キューシートいじりはいつも通り
    • 17km/hで予定通過時間と概算区間時間を書き込み
    • GoogleStreetViewで全地点を確認
    • どちらも過去の実績から有用だったため
    • コースナビはキューシートに加えて、Stravaコース設定を利用
  • 宿に荷物を送るか考えたが、結局ギリギリ準備になったのと、輪行袋を新調した結果オルトリーブのサドルバックに収まったため省略
  • 前回、前々回と007フレームのポジションが出てなかった問題があったが、最近積極的に乗り続けた結果、ぼちぼちポジションと乗り方がわかってきて踏めるようになっては来ていた

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当日

  • 今回はスタート地点が家から近いので睡眠時間に余裕があるはずが、やはり微妙に寝れず…、とはいえ以前よりはマシな睡眠&起床メシ&出発。早めに到着も出来た
  • 0700 スタート
  • 0915 コンビニ休憩(15分)
  • 1030 自販機休憩(5分)
  • 1105 自販機休憩(5分)
  • 1145 休憩(5分)
  • 1235 PC1(35分)
  • 1305 自販機休憩(5分)
  • 1416 自販機休憩(5分)
  • 1515 自販機休憩(15分)
  • 1730 豪雨で雨宿り(50分)
  • 1820 ラチが開かないので雨宿りを出る
  • 1825 やっぱ駄目で近場のコンビニ(セーブオン)へ退避(35分) DNF判断
  • 1900 コンビニ発
  • 1940 道の駅自販機&トイレ休憩(10分)
  • 2030 草津登坂中に数度のチェーン脱落からチェーン破損発覚・徒歩登坂へ
  • 自販機休憩x2
  • 2400 コンビニ休憩
  • 2430 宿着

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中央のコマが歪んでハの字に広がっている。下側のアウターリンクは軸から抜けてしまって完全にダメになった

つらつらと

  • ポジション
    • だいぶ良くなった。サドルの股スレ問題が多少起きてるものの、200kmは十分耐えられるレベル
    • アップダウンのあるコースでも、足にパワーを掛けて登れたのは慣れてきた成果だと感じた。速くなっている
  • 相変わらず友人に引っ張られている状況。
    • うーむ、ちょっとしょんぼり
    • トレーニングというほどではないものの、高負荷で走ってると聞いた
    • うちの近所にもアップダウンのある地形が欲しい!
  • 信号峠がヤバイ
    • 通称信号峠とは都市部の頻繁な信号停車のこと。とにかく速度が稼げない
    • 今回のペースでは都市部は休憩を除いて17km/h程度、休憩分だけ遅れる感じだった
    • 都市部以外で一応巻き返せた形にはなったが、序盤で貯金がなくなるのは単純にコワイ
  • 暑さがヤバイ
    • とにかく暑い。郊外まで行けばマシか?と思っていたがほぼ関係ない。ぶっちゃけ今回のルートは渋川までは都市部だし、そこを超えれば日没が近い
    • 水掛けが重要、というよりは水掛けがないと走行不能というのが正しい。それ故に2ボトルが必須だったが、ツール缶の都合1ボトルで行ってしまい失敗… 途中からペットボトルを背中ポケットに挿していたがやはり使いにくい
    • 微妙な頭痛残り
  • 暑さからの塩分不足
    • 身体が塩味になる
    • ポカリを流し込んだ直後は安定するのだが、それ以外の場面で低負荷のつもりが心拍が下がらないケースがあって謎だった(Pebble2のHRなのでセンサーが誤爆している可能性もあったが)
    • 後で宿で合流したブルベ本ブルべのすべての著者から「ナトリウム切れかもね。ナトリウムはコンビニでは手に入りにくいから、小瓶を持ち歩くようにしてるよ」と聞く。
    • 曰く「ナトリウムが欠乏すると、水を飲んでも体内のナトリウム濃度維持のためにすぐ排出してしまう。水が要るのに水を保持できない状態になる。実際それでRAAMでは病院送りになった」との実体験
    • 気温40℃以上のRAAM(Race Across AMerica)を走った経験者のさすがの対策に関心してしまった。次回以降マネしよう
  • PC枯渇
    • PC1のペットボトル水と手頃な氷は到着時には売り切れていた
    • 今回PC1は100km地点、PC2が150km、PC3がゴール直前という配置だったが、売り切れを考えての暑い日中にPCに人が集まるのを防ぐ意図がありそう
    • 実際、途中コンビニに駆け込んでいる参加者を何人か見かけた
    • 自販機で飲み物を補充したがこれは調子良かった
    • PC2では先行していた参加者から余剰の氷を分けてもらった。ありがたい
  • 想定外のお祭り
    • 2箇所。たまたまか、お祭り日程と被っており、コース上に自転車NG区間が出来ていた
    • 1箇所目は徒歩で引いてパス
    • 2箇所目は完全封鎖されていて、別ルートに。1.7kmほど迂回したものの、なぜか地元のおっちゃんに「俺も自転車乗ってるんよ!がんばれ~」とお茶を振る舞われるという面白い出来事もあった
    • 結果的にこの辺のロスで完走ならずとなった人もいたようだが、こういうのがあるのもブルベなんだなと思うことにした
  • 想定外の土砂降り雨
    • 草津口を前にしての立ち往生。雨雲レーダーの予報で30分程度で移動するというのを信用してみたがダメで、結果1時間以上のロスタイム。
    • とはいえ最初の30分は路面にモヤが浮かぶほどの大雨、車道の交通量もすくなくなく、目の前でバッシャバッシャと水を飛ばしている横で走るのもヤバいと判断しての待ち
    • 幸いだったのは屋根付き駐輪場がちょうど近くにあり、雨を除けて退避できたこと。ここで最大6人ほど参加者が雨宿りをし、その前を7,8人が通り抜けていった。他近くのコンビニで待機していた人たちがいた様子
    • DNFが多いのはこの豪雨に引っかかった人が多かったためのようす
  • とはいえ
    • 土砂降り時点ではほぼ16km/hペース。当初予定よりは遅れているものの、このブルベはスタート地点よりゴールが1200m上にあり、平坦の場合と比べ1時間以上遅れるのは想定済み。残り32km獲得標高700mを3時間でこなせば十分完走できる状況だった
  • 想定外のチェーン切れ
    • 20時を越え、草津口駅を越えて登坂開始した所でチェーン脱落が連発。FDからチェーンが落ちるものの、直すとFD、RD両方から周期的な音がしてライトでよくよく確認してみると、チェーンの1コマの片側が剥がれていた
    • チェーン脱落時に一度チェーンリングとフレームの間に巻き込んでしまったようで、その辺でチェーンにダメージが入ったのか、先にチェーンが切れてその結果チェーンが落ちたのかまでは分からない。ただ、チェーン落ち自体は最近遭遇してなかったのだが…
    • 取ってある宿と、ブルベ本著者に会いたい欲、残り距離と徒歩速度を考えて徒歩登坂を継続。幸いライト類の準備は問題なく、ざっくり3時間掛けて草津に到着できた
  • 大きな反省
    • バックアッププランが足りなかった
    • 単方向ブルベは今回始めてだったとはいえ、最悪途中で自転車を放置してでもゴール(宿)へ向かう、というプランを検討できなかったのは良くなかった。そしてその場合は近隣のバス把握が必要だった
    • 周辺バスの調査不足。帰りはJRバス輪行が出来たが、それも宿で聞いた話であり、当初は草津口まで下っての電車輪行しか想定してなかった
    • チェーン対策装備を積む
    • 観光地ではSuicaクレカはあまり使えない。通常ブルベのノリでSuicaに絞っておくと積む危険がある

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破損コマ

 

徒歩登坂中に「ブルベ本には『チェーンは切れることは少ない』とあったから、宿について著者に会ったら今回のトラブルを話そうぜ」みたいなことを話していたものの、宿では逆に本人から予備のミッシング・リンクとチェーンカッター付き工具を貸してもらってしまいました。「本ではあんなこと書いててもバッチリ持っている」あたり流石だと関心と感謝でした。本当にありがとうございました。

遅くまで宿を開けておいてくれたスタッフにも助かりました。3時間以上の徒歩登坂に付き合ってくれた友人にも感謝

トータルとしてはDNFだけど、学びの多い、ためになるブルベになりました

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翌日の草津は小雨。山の天気こわい