Anet A6 3Dプリンタを買って組んだ - おめが?日記_(2)
小物は気楽なUp!plus2、大型造型はAnetA6という住み分けでプリント使っております。AnetA6さんは毎回ベッドにマスキングテープはったり、剥がすたびに水平歪むので毎回2度ぐらいベッド調整がいるからしゃーないところではあります。分離式ベッド改造を考えたいところ
とりま、現状の実運用のTipsでも
プリント前のベッド調整は2度ループ行う
四隅で止めているせいか、1度の調整では安定しないので、2ループやる。Position->1mm->X,Yでちまちま移動するのはメンドイが仕方ない
ベッドが分離式であれば良いのだが、いかんせん固定ベッドなので造型物を剥がすときにベッドが歪んでしまうよう。調整はプリント前に毎回するのが良いようす
Z軸の可動範囲は200mmまで(カタログ値220mmを信じてはいけない)
左Z軸はX軸が0付近の時、200mmちょっとしか稼働範囲がなく、それを超えるとエクストルーダユニットがフレームと干渉する。左Z軸モーターに負荷がかかったり、下記の水平ズレトラブルが起きる
時々エクストルーダユニットの水平が取れているか確認
Z軸がなんらかのトラブルでぶつかると起きる。発生するとベッド調整時に妙にベッドの片側だけ高くなる。autohomeした時のZ軸モーターの位置が左右で違う、片方下がりきらないといってことで確認しよう
対応としては電源切って軸を手回しして調整する
Slic3rのEnd g-codeのカスタマイズ
M104 S0 ; turn off temperature
G28 X0 ; homing all axes
G0 X0 Y200
M108 ; cancel heating
M140 S-273.15 : stop bed heating
M84 ; disable motors
こんな感じにしている。G0のZは指定しなくてもいいかもしれない。Y200とすることで、ベッドが手前に来た状態で終了するようになる。好みで位置を決めよう
Slic3rのBed Shape設定
前回もちらっと書いたけどスクショで貼っておこう
Originをマイナス表記にすると
0,0座標が領域外になって、だいたいAnetA6のAutoHomeのエクストルーダ位置と合致する
他ユーザのハードウエア・アップグレードを調べる
スライサー設定のようなソフトウエアも調べると良い。
他にも例えばThingiverseにはこういった改良パーツを作っている方々がいるので、今動いているプリンタで吐いてパーツ交換し、ハードウエアを改良できる。
この方はがっつり手を入れて改良して使っている様子。ハードウエアがウェブからダウンロードできる、というのは3Dプリンタらしい体験なのでぜひ試したいところ