最後尾争いをしてなんとか達成。
去年初めて参加したブルベがこの箱根200で、当時は190km地点で時間切れDNF。この結果から「ブルベなんとか走れそうだ」となって、今年のブルベチャレンジに繋がった。今回はそのリベンジが達成できた。
去年のとはコース変更はあるものの、7割方は同じ。大船をスタートして、海沿い134号と1号、135号を通って湯河原PC1。椿ラインを登り元箱根、芦ノ湖を回って箱根町へ。第二峠の長尾峠を通ったら御殿場市内のPC2。帰りは御殿場線に沿って国府津付近まで戻りPC3。そこからやまゆりライン(不動山周辺)を昇り降りして、大船へ戻る。
ぱっとコースプロファイルを見ると、箱根の椿ラインがそびえ立っており、だいたいコレが壁(文字通り)に見えるが、わりとそれ以外もヤバイ。例えば小田原~湯河原間は海岸線でよくある起伏と真鶴有料道路や西湘バイパス合流の立体交差があり、芦ノ湖周辺は水辺だから平地かと思えば元箱根のような町以外は結構な起伏がある。その後、長尾峠はもちろん上り。やまゆりラインは100m程度の上り。そこからまた平坦、最後の藤沢周辺も起伏があり傾斜が結構ある。なまじ長い平坦区間に対して、明確な登坂と、ぱっと見で分からない起伏が多い。
逆にまとめるなら、江ノ島~小田原(START~PC1)、御殿場PC2~PC3(下り)、やまゆりライン後~藤沢(PC3~GOAL)しか平坦がない。去年コースとの比較で言うと、去年は超えるべき峠がPC1~PC2に固まっていたのを、PC1~PC2の峠を一つ減らし、PC3~GOALの間に峠を追加、という感じだ
前日まで
- いつもの友人は今回はDNS
- いつものルート準備。17km/h換算での通過時間付きキューシート、GoogleStreetViewでの交差点チェック、Stravaルート
- 大船駅周辺の跨線橋は改修が終わった結果が、GoogleMapに反映されていないようで、StreetViewでの確認やStravaのルート設定が出来なかった
- サドルはまた交換した。Dixnaアキレスサドルは安いが自分には合う様子。膝痛めていたので低め設定へ
- せっかくなのでmioFUSEでハートレートを記録しようと付けてみる。
- 週間予報では土曜雨だったが、近づくにつれて午前中、金曜夜までとなんとなりそうな気配
当日
- 結局雨は止まず、あたふたしていたらスタートに遅れてしまった
- 0710 会場到着&スタート
- 0730 この辺で雨が上がる
- 0755 自販機・休憩5分。ウインドブレーカーを脱ぐ。mioFUSEのBTがうまく繋がらず諦め
- 0955 PC1・休憩25分。ここから椿ライン
- 1135 しとどの窟・休憩5分
- 1230 椿ライン終了、マツダスカイラウンジ・休憩30分
- 1355 長尾峠前コンビニ・休憩5分
- 1430 長尾峠通過
- 1500 PC2・休憩20分
- 1630 PC3・休憩20分
- 1900 自販機・休憩5分
- 2010 ゴール
つらつらと
- 天候
- 最近ブルベが雨続きだったので、小雨だとまあイケるかという気持ちになる。何しろ降水確率はゼロである…、が結局スタート時まで小雨。スタートでも「すぐ止みますよ、ってスタートしてく人全員に言ってるんですけどね。あはは」みたいな話をしつつ
- 以降曇りであまり気温が上がらなかったのは良かった。途中の温度表示では20℃~24℃ぐらいが最大で、高所通るタイミングが日中だったのと合わせて安定していた感じ
- 下りルートに入る頃には路面もほぼ乾いており、安心して下れた。雨のせいか、バイクは特に車も椿ライン、長尾峠では少なかった
- 体調とか
- サドル変更して低め設定変更は効いてた。途中前乗りをやや後ろへ修正
- 右ひざは安定しているものの、左ひざが以前と違う痛み方。どうも前乗りポジション時にひねって踏み込むケースがあることと、サドル高が高めだったことで痛めていたのだが、それが治らずという感じ
- 左ひざのが噛み合うと強い歪んだ痛さがちょくちょくあり、それを庇いながら走った
- 左足で引くと悪化する、左足で強く踏み込むと危ない、左足が冷える(ダウンヒル)と痛む、あたりの条件?をなんとなく把握しつつ走る
- あと、前日にTGSを飯食わずにウロウロしていたのもあって、めちゃくちゃ腹が減る。カーボローディングならぬアンロードしてしまっていた…
- 食欲は弱いのに腹減りがすごい迫ってくる実感が怖い。適当に詰めておいた羊羹6本中5本を食いつつ、炭酸飲料を頻繁にごくごく
- あと塩積んでおいたんですが、これも時々舐めるとパワーが出る感じで良い感じ
- コース
- 湯河原まではほぼ平坦フラット。大磯駅までは向かい風が強かったのと、急いでスタートしたためボトルが空だった&補給余裕がなかったのが不味かった以外は対して問題ならず。持ち込んだ羊羹を早くも2個消費
- PC1は海鮮丼を食べたが、今思うとイマイチパワーに欠けた
- 椿ライン。単純につらい。17km/hペースなら1時間のところを2時間半+休憩で通過していた
- 前回はここでほとんどパワーを使い果たしてしまったのも敗因なので余力を残す用走った(り歩いた)つもりもあるが、そもそもこのあたりでバテておりPC1までのエネルギー管理はあまりうまく行ってなかったようす。羊羹2個消費
- 時間も体力も無くなっていたがバテバテで着いたマツダ・スカイラウンジでアイスを食べてホットの缶コーヒーを飲んだら、かなりやる気が回復。勢いに乗って長尾峠前まで。スジャータのアイスは神
- 長尾峠前では去年も補給したコンビニへ立ち寄り。この時点でPC2クローズまでのバッファがほぼなく、ウィダーと炭酸を流し込みつつ進む。
- 長尾峠は傾斜?補給?気力?のせいか、大して苦もなく足が回りいいペースで上り切れた
- PC2。CLOSEギリギリ。あまり食欲がなく、炭酸とウィダーとバーみたいな飯に。既に羊羹はあきた
- PC3までは下り基調。去年とルートが異なるせいか、向かい風のせいか、そこまで時間はあまり稼げてなかった?が17km/h想定から1時間遅れペースにまで短縮。ゴールクローズまでは30分バッファがある計算になる
- PC3ではスパゲッティと炭酸で終盤メシ
- やまゆりライン。なにげに入り口は交通量が多く、かつ10%前後のキツイ傾斜でつらい。諦めてある程度歩く。その後も平塚まではそこそこアップダウン傾向だが、今回は余力でパスできた
- 平塚市から藤沢までは平坦。やまゆりラインで減ったバッファを取り戻す。がここで空腹が押し寄せて来きて、恐怖から羊羹を1個食べる。藤沢手前でさらに炭酸を1本入れる。ウィダーを追加で1パック買っておけばよかったと後悔
- 藤沢が近づくとメリハリのあるアップダウンが出て来る。去年はこれに心を折られたが、今年はルートが経験済みなのでそこまで苦せず突破
- 無事ゴールへ
- 感想とか
- コース知ってるとは言え、やっぱ箱根つれえわ
- 去年の挑戦とくらべて劇的に休憩回数が減り、ダウンタイムが減った。芦ノ湖以降をペース落とさず走れたこと、コンビニでの休憩を減らして必要な場合は自販機に頼り、PC以外のコンビニで停車しないのがキモか(マツダ・スカイラウンジを除く)
- 椿ラインまでのぐったり感や、終盤の腹減りリスクは改善できず。あまり食欲がなくウィダーと炭酸飲料に依存した補給になってしまった
- 朝出る時に腹持ちをうたうCOMPを飲んだのがまずかったかもしれない。辺に食欲が減ってしまって危ない。食欲重要
- 羊羹5本も食えば飽きる。スタート時に補給できなかったのが辛い
- 塩は普通に走る時でも時々舐めて良さそう
- mioFUSEさんは準備不足でペアリング失敗、データ残せなかった。バッテリも7,8時間で切れるようで、芦ノ湖付近でオフに。ブルベには不向きか。トレーニング用途として別途HRM買うかなあ
- 膝問題は対応していく。前の週に痛めていたのは気づいていたが、引いてきたので水曜にローラー回したら痛みが戻ってきてしまった。弱まってはいたけど走ってみるとやっぱりダメで。今までと違うタイプの痛みなのが気になる。整骨院に見てもらおう
久しぶりのぼっちブルベ参加だったが、ちゃんとリベンジできてよかった。逆に平坦でない分、他の人と合わせて走るのは難しそうな気もしていて、実際に走ったらどこかでバラバラになっていたかもしれない。
椿ラインはあんなに登れなかったのに、長尾峠はバリバリ登れたのが謎(Strava曰く区間170W)。エネルギー問題なのかケイデンスが高く維持できたからなのか。ケイデンスの問題なら30T/32Tのスプロケットに変えるのも面白そうだなあ
後々調べてみると、長尾峠は逆の御殿場側から登る人たちもいるようで、今までは小田原/湯河原からしか登ったことがないんで、そっちも試してみたいな