D言語くんVRMモデリングが難しかった話

D言語くんVRMモデルを作り直そうと思ってたら、期日が来てしまったorz ということで、前のD言語くんVRMモデルを作るときに詰まったアレコレを、主にキャラデザからつらつらと

 

https://3d.nicovideo.jp/works/td36677 

 

モデリングには公式の絵を下絵になぞる感じで作っていたんですが…

 

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D言語くんの絵をそのまま下絵にしてはいけない理由

つまり、そういうことです。再現をしようとするといけない。ちゃんとキャラデザをして、モデリング向きにしてからやるべきでしたね…。「おっしゃモデリングだいたい理解したしイケるぜオラー!」とおもったら、こだわると想像以上に難しいお題だったんだよ!D言語くん

多分ですが、きぐるみみたいに立体的に無理がない設計をするといいのかと思いますが、例えば目の表情付とかも難しい。VRM+VirtualCastはなめらかに表情がモーフするため、全ての座標は線形に(直線に)動いてしまうため、目の丸い形状に沿わせられなかったり… この辺は割り切りが必要そうです

 

まああと「上半身の上に若干首のボーンウエイトを塗ってひねる動き」を再現しようとしたんですが、VirtualCastは至ってプリミティブなボーンで動くため、関節がひしゃげる/小さくなる問題が起きてしまいち。やはり欲張ってはいけない

そりゃそうと言えばそりゃそうなんですが、やはり「VRMは人形アバター向け」ですので、きぐるみ程度でも人と違うセオリーが適用されるんだなあ、と学んだ次第です

 

 

 で、反省を生かして生まれた&割り切って作ったのがスーモだったりするわけですよ。目は皿型で空中に浮くだけ、表情は無理しない(できないものはアイコンで大まかカバー)、手足は前述の自作D言語くんから移植してます。

あ、オマケ情報ですがこのVRMはVirtualCastで他者利用できます。80cmぐらいの身長にしてあるので、小動物だかマスコットだかの気分が味わえるはず

3d.nicovideo.jp

 スーモかわいい