2022/9/26時点の情報です。
最速で解約したいなら郵送を使え(下参照)
Ahamoは全部webから申込みが簡単に出来て便利なんだろうなあ…そう思った頃が私にもありました。
解約できない解約フロー
- Android端末のWifiを切って、モバイルネットワーク(5G/LTE)でアクセスするように設定する
- ahamo解約案内を探す
- ahamo解約手続きページへ行く
- 一番下のアコーディオン「ahamoお手続きページ」のリンクを踏む
- Dアカウントログインを促される
- マイドコモへ飛ぶがエラー
- 申し訳ございませんが、手続きをすすめることができません
dメニューサイトからdアカウントid/パスワードで再度ログインの上お手続きをしてください(44980)
- 申し訳ございませんが、手続きをすすめることができません
DメニューサイトでログインしてるのにDメニューでのログインを促される、ログインループが発生して解約まで到達できない
一応ドコモ系ということで
を試した上で、ウェブシステム側の問題と判断した。
チャット経由で問い合わせる
といってもらしいサポート窓口はない。まあそれが売りなので仕方ないといえば仕方ないが、流石に解約方法フローが通らない、システム側が怪しい場合はどうすれば良いのか?
解約手続き方法ページのチャットからダメ元で質問してみた。するとテンプレ回答するbotの後に、有人サポートチャットへつながった。
一通り状況を説明したやり取りの後、こう返答された
恐れ入りますが、当チャットサポートが操作サポート対象外の為、以下のどちらかで対応をお願いします。
①案内できるかも含め、あんしん遠隔サポートを契約して、担当と電話相談
※初回31日間は無料です。
※有料期間の場合、途中解約すると日割りです。電話番号:ドコモの携帯電話から局番なしの『151』(無料)
一般電話などから:0120-800-000
いやいや、ちょっと待って。
オンライン解約ぐらいしかフローが掲示されてなく、そのフローがページの指示通りに動かないことに対して、更に契約させれられるのはおかしくないか?
と返答すると、引き続きチャットサポートを継続してくれたが厳しい試行錯誤が続く。
最終的に決め手になったのは、サポートの提示したこのFAQだった。今までのドコモの場合、ドコモネットワーク内だとアカウント認証がゆるくなるので、その流れで試していた。
Wifi経由で接続すると、「生体認証または画面ロックで認証」になる。問い合わせ前に一度この画面は見ていたが、登録に一手間かかるのが見えてたこと、専用アプリへの誘導はiOSアプリしかなかったのでパスしていた。手元の端末はAndroidのGalaxyS21でパッと見、手段がないと判断してしまっていた。
調べ直すとドコモ販売の対応Android端末の場合、生体認証アプリがプリインで入ってる。逆に言うとPlayStoreにはないため、当然検索しても見つからない。この点でAppStoreにアプリがあるiOSと非対称になってて罠だった
生体認証アプリでちまちまと指紋認証の設定と、パスワードレス認証*1を通すと、無事マイドコモでログイン失敗にならず、解約処理を進めることができた。
ただ解約処理をするために、おそらくローカルデータだろうけども指紋をちまちま取られるのも気持ちが良いとはいえない。とはいえ、解約のためにサポートを新規契約するよりはまだ気持ち悪さはマシな気がする*2
ここまで1時間。解約ぐらい簡単に出来るようにして欲しい
「総務省仕事しろ」と思わず調べてしまったら、2022年7月1日から電気通信サービスに関する消費者保護ルールが変わりました。とあり、仕事はしてるらしい。えぇ…
2.利用者が遅滞なく解約できるようにするための措置を講じることの義務化
災害やシステムトラブルなど予見しがたい突発的な事象が発生した場合を除き、電気通信事業者(その代理店も含む。)は、電気通信サービス(法人契約を除く。)を遅滞なく解約できるようにするための適切な措置を講じることが義務化されました。
問い合わせてサポートと1時間格闘が必要なのはどうなんだ…、総務省頼む…
推測
調べると
- 8月からドコモのログイン周りのパスワードレス認証強制化があった
- これがDアカウントのログイン周りに組み込まれた。パスワードレス認証を行っていないアカウントは権限が不足する状態になる
- Dメニューでログイン状態でマイドコモへ来ても、↑のパスワードレス認証が有効になっていない場合、ログイン失敗へ倒す(この設計は妥当)
- パスワードレス認証がされてないことによるエラーが更新されておらず、間違ったメッセージが出て正しくない誘導(再ログイン)をする
- のでログインできない
- 当然これはAhamoで調べても出てこない(2ヶ月前の変更かつドコモの仕様変更なので)
ということのようだ。タイミングが悪いとはいえ、正常解約フローはスムーズにできてほしい
そもそも、アカウントがDアカウントにあり、契約情報がマイドコモサイトにあり、契約先はAhamo、という状況が非常に分かりづらい。ウェブサイト3つを反復横とびしながら情報を探すハメになる。
Ahamoは、ドコモのシステムに変に相乗りして作られてるせいか、他MVNOと比べてサイトの見通しがとにかく悪くてつらい、ということが分かった。つらい。
もう一つ気になることだが、パスワードレス認証には対応するiOS端末か、ドコモ仕様のAndroid端末が必要だ。ということは、非対応端末、他OS、モデムを使用しているユーザーは8月のログイン仕様変更でどうなったのか、どうすればいいのかは心配になる。またログイン時にWifi強制となると、Wifi環境がないユーザーは同じようにマイドコモへのログインできなくなっているのでは…?というのも気になる
とりあえずは、自分のインターネットリテラシでAhamoを使うのは相当大変だということは分かった。Ahamoを契約しないようにする、ぐらいしか出来ることがないが気をつけようと思う
余談。インターネットを使わずに郵送で解約をする
後日Ahamoサポートを探っていた所、郵送で解約処理ができることを発見した。
契約解除申込書(ご契約者が亡くなられた場合などご契約者からお手続きできない場合)
と、不穏なアコーディオンをクリックすると
ご契約者が亡くなった場合や、スマートフォンの紛失などでSMS認証ができない場合に利用する申込書です。
ということで、端末やSIMを失ったケースとして書類郵送で解約が出来るようだ。Ahamo、Dメニュー、マイドコモのページで反復横跳びをするのに疲れた人はこちらが確実と思われる。インターネットのかわりに、郵送、信書を使いましょう