これです。
2019年から2年ぶりぐらいのブルベ参加。というのも、2019年2月のブルベ参加でお気に入りのカーボンフレーム(MC565)を破壊してしまい、その代替フレームを発注するも該当品がなく、あれこれ悩んで微妙に仕様違い品(MC566)を最終的に買ったはいいものの、仕様が異なることで微妙に煮えきらず…自家塗装の面倒さやVRCへののめり込みがあって、ブルベから離れていたのでした。一応半年ぐらい掛けてMC566フレームは乗れるようにしたものの、「まあそこまで走り込まなくてもいいかな」と仲間内やソロツーリングをしたり、人生の転機が来たりしていたわけです
で、コロナ中2021年あたりから改めて自転車に脚光が浴びたり、テレワークで運動を気にする友人やら引っ越しが転機になって、自転車沼煽動をしたりし新たに何人かを引き込むことに成功。
結果として自分も自転車熱が再燃してきた次第で、「せっかくだし走りやすい春先ブルベをやるか~」とエントリーしたら、コロナ延期によって夏じゃないか!おのれコロナめ…
準備とか装備
いつものMC566、6800mix。直前のグランフォンドで、AvianCR3ホイールのブレーキ性能がキツイことがわかったため、BBBのカーブストップシューを導入。事前に走った感じでは立ち上がりと効き、どちらもアルミホイールほどではないもののグッと改善された
キューシートの代わりに、北アルプス山麓グランフォンドのタイムシートが入ってるがハンドルまわりの装備は同じ。サイコンにLezyneGPS、ライトを主補で2系統、ステムバッグにおやつと塩
暑さ準備はしていたものの(氷とか)、完全に曜日感覚をミスって1日予定がズレる。予報も見間違えていた
タイムライン
- 0610 0500に起きるはずが完全に寝坊。スタート地点へ向かう
- 0725 スタート松戸地点着&受付、お情けでウエーブ1扱い(0710スタート扱い)にしてもらう
- 0951 PC1 成田山(49.3km) 17分休憩
- 1245 PC2 土浦(99.9km) 30分ランチ休憩
- 1410 筑波山・上曽峠の手前セコマ(117.4km) 15分休憩
- 1525 PC3筑波山・上曽峠フォトチェック
- 1640 PC4オーバーランに気づいて戻る
- 1650 PC4つくば(150.7km) 10分休憩
- 1747 コンビニ充電 12分休憩
- 1955 ゴール松戸(202.5km)
いつも通り予定ペースは17km/hペースで計算している、完走すると12時間。遅れは最大+90分まで猶予がある(200km 13時間30分)
完全に寝坊した!~スタート
1時間以上寝坊しての起床。あかんやん。雨の中スタートへ向かう。割りとハイペースで走れてしまう/走ってしまう。橋の下のスタート地点で受付をし、ウエーブ1(0710スタート)扱いでスタート。予定ペースより+15分遅れ
スタートからPC1成田山
松戸市内と千葉ニュータウンを抜けて成田山へ向かう。谷戸のアップダウンと交通量に押されてハイペースで走れてしまう。
走ってる内に雨が止むが、特に晴れることもなく、湿度が高い。27℃ぐらいの気温と多湿で「暑くないけど汗がびちゃびちゃ」というよく分からん感覚のまま走り続けていたら、調子がよくわからなくなっていく…、この時点では「まあ水は飲めてるしトイレには行きたくなるし大丈夫かな?」という認識だった。
途中パンクしてる参加者を見た。これが今回のブルベで唯一走行中に見た参加者だった
PC1出発時点で遅れ+10分程度。短縮が出来ていてペースは悪くはない
PC1成田山からPC2土浦
谷戸を抜けて牛久大仏。わー大仏とテンションが上がるが、調子は良くわからない。なんか心拍が落ちないし、上がりやすい。
天候はパラつくことはあったが、本降りにはならなかった。良かった。ウエアはずっとしっとり濡れ
土浦付近は走ったことがあったので、ちょっと落ち着く。PC2で昼ごはんとした。
PC2出発時点で遅れ-15分程度。貯金が出来てはいた。
PC2土浦からPC3筑波山・上曽峠
調子が悪化している。心臓にクる感じがあったので、心拍130縛りで走る。と上りが非常に厳しい。筑波山が近づいていることもあって、アップダウンでかなり失速する
峠の上りへ向かう前へセコマで補給をする。正直気温と体調から体を冷やすのは良くないだろうと考えていたが、山なら話は別なのでクーリッシュと凍ったペットボトルを買い、背中に挿して湯袋峠を登る。この峠は何度も経験があり、安心して登れる。
セコマの時点で遅れ+15分。かなり遅れが出来てしまっている。
もしかして?と思いここから持ってきた塩を舐めて見ると、心臓にキていた辛さが和らぐ。体調不良はこれかー!脱塩脱水していた!
湯袋峠から上曽峠は初めて見る林道、苔生したアスファルト、倒木こんな道がすぐ裏にあったのか… 10%以上が続くので半分ぐらいは引いて突破。
PC3上曽峠はフォトチェック、写真を取る。この時点で遅れ+60分。
PC3筑波山・上曽峠からPC4つくば
ここは峠の下りと、ド平坦で松戸へ帰るルート。事前にあった試走レポートによれば、このロングストレートで貯金を回復できるはず、とのことだったが、いざ本番になると向かい風で思ったより速度が出ない。体調は回復してきて心拍があげられるようになったのだが、いかんせん25km/hぐらいで頭うちになってしまう。しかもこの区間は風よけがない
きびしい…と走っていたらPC4を読み飛ばして3.5kmほど走ってしまう。往復20分、痛恨のロス。予定遅れ+60分
後から考えればPC4で往復7kmを追加してしまったにも関わらず、遅れが伸びてないことから、わりとペースは良かったようだ
PC4つくばからゴール松戸
暗くなってきたのでテールライトの準備をすると、最後の守り番のつもりで付けてたOMNI3が水没しているじゃないか!外装にヒビが入ったが、まあ普段は使えていたので大丈夫な気でいたのがミスった。ヒルクラ時用に点滅で使っていた充電式テールライトも消えてしまい、残るテールライトは1灯になってしまう。ブルベ規定的には問題ないのだが、ちょっと1灯では不安になってきたので途中コンビニに立ち寄ってmicroUSBケーブルを確保。
くぅー、テールライトは家にいっぱいあるし、ケーブルも捨てるほどあるのだが、背に腹は変えられない。点滅テールライトを充電しつつ、使う。
松戸市内は駅裏の川沿いをまっすぐ南下するルート。ここに入った所でまた向かい風が吹いてきた。それほど幅がある川ではないが、やはり風よけはないのがつらい
とかやってるうちに無事ゴールの松戸コンビニへ着。予定タイム+55分
完走した感想とか反省
いやー、きつい。雨あがりと微妙な気温の多湿で完全に調子が狂った。暑いのは何度か体験があるので対策もわかりきってるのだけれども、多湿のケースは無くて完全にペース崩された。
序盤以外雨に振られなかったのは良かった。あと、久しぶりの参加でもちゃんとペース管理できて走れたのは良かった。…PC3からは遅れ+60分で、余裕が30分しかない状態を維持してしまったけれども
最初のパンクしてた人以外、影も形も他参加者見えないブルベは初めてでかなり孤独感というか、他ブルベライダーがいないとブルベって感じがしないなあ…。PCでも合わないし、コンビニの品目が偏って減ってることもなく…。いやまあ寝坊したのがそもそも悪いんで何も言えませんが…。
そもそも走者は13人とかなり少なく、途中で唯一見かけたパンクの人もそのままリタイヤDNFだったらしく、通りで影も形も感じられないブルベでした。
機材。BBBのカーブストップはかなり良かった。アルミリムのときよりは握力が必要なのはまだ残るが、少なくともブレーキ効き始めの立ち上がりはアルミリム並になり、かつ雨での性能劣化感がそこまで無かったのもグッド。
ゴール後の受付休憩では、最近ロード沼に浸かった友人が1時間ほど先行して到着して休んでいたのはありがたかった。速いなー