まあ買うか買わないかは別として。
夏ぐらいから布教活動をしたら、友人2人にロードバイクを買わせることに成功したりしつつ、友人たちとツーリング機運が高まってたりで自転車熱が再燃している。周りが新車を買ったりnew gearしていると自分も欲しくなるものなので、引っ越しで手放したローラーの置き換えとしてグロータックGT-Roller F3.2を買ったりした。
が、それはそれとして新車は気になるじゃん?妄想妄想
今の自転車構成
普段使いユーティリティロードTNI 7005-mk2(5800)
2014年末に組んだのがベース。当時数少ない格安アルミフレームセットこと、みんな大好き激安アルミフレームのTNI 7005-mk2に、当時の105こと5800構成。初期構成から変わったのは、28Hの手組みホイールを入れてるあたり。
乗り心地がアホみたいに硬く、強く踏むと足が痛むだけで進まない、足を止めると進まないという分かりやすい問題はあるものの、高ケイデンスで回してるかぎりはよく走り、スポーツバイク然とした走り感は乗ってて楽しいバイクだ。初めてのブルベやらサーキットエンデューロレース、箱根ヒルクラやらにも投入した。
通勤用に使ってるうち、リアキャリアとパニアバックを付けると買い物に便利ということに気づき、買い出しの機会が増えた2020年のコロナ以降は20L+40Lパニアを基本装備にしてしまっている。米袋(5kg)や牛乳パックやらを満載してもスムーズに走れるのは楽しい。公園キャンプに各種道具積んで走るのもいい。まあただキャンプ道具を満載するにフロントの積載量がほしい
そもそも7005-mk2にはキャリアダボ穴がないために、VIVAクイックエンドアダプターとgrungeキャリアダボ付きシートクランプを経由してリアキャリアを付けてる。フロントも同じようなノリで行けるかと思ったが、ダボなしのカーボンフォークはVIVAクイックエンドアダプターと相性が悪く、QRで組み付けると明らかにフロントの剛性感が弱くなりイマイチ。ということでフロントに荷物が積めないのが不満になっている
そろそろ8年だし、解体して5800コンポセットとして切り出し、別車に組み直しても面白いと思う、という次第。
ストレートに後継の役目を追わせるなら
- 雑に使える金属フレーム?
- リアキャリア装着可。フロントキャリアまたはフロントダボ付きフォークで積載量マシマシ
- 踏み込んでも足を傷めない程度の、現代的な硬さのスポーツ仕様フレーム
あたりが欲しいところ
本気ロードMiracleBike MC566(6800mix)
2019年後半に組んだカーボンバイク。7005mk-2を普段使いようにするべく、本気ロードという使い分け枠、の3世代目。ポジションが出せなくて諦めたICAN Aero007(シマノ6800)、その後購入し壊してしまったMiracleBike MC565の後釜として購入*1。自家塗装の上、シマノ6800を中核にヒルクラ対応のための32TスプロケとRD-5800-GS、ひっそり更新された*2FD-5801、X-Cadeyパワークランク(R7000)等を混ぜた構成。いつのまにか5800が多くなって、STIとクランク右だけ6800なのか…
土台がヒルクラ用フレームということもあって、硬い乗り味だけれども7005-mk2のような突き上げる硬さはなく、強く踏み込むとグッと進む。それでいて7005-mk2より2周り軽く、奇妙なフワフワ感がある。振動吸収も7005-mk2と比べれば雲泥の差でスムーズ。7005-mk2で感じた弱点だけが解消された上位機という風体でたのしい。これが現代的なカーボンフレームなのかー
今出先ツーリングしてるのはコレだが、ミノウラのロード専用リアキャリアでパニアバッグ運用をするようになっている
現状不満はないのでこれはこのまま。あ、自家塗装の皮膜が弱くどんどんボロボロになってきてて、その問題はあるけどいい解決策がない*3
折りたたみサブCarryMe
折りたたみは過去2台所有していて、CarryMeの前は5LINKS2(165)だった。これはこれで面白い変形、癖のある自転車だったが、やはりそれでも嵩張る、重かった。より軽量ミニマム、いっそ自転車外でも試すか…ということで、同僚のキックボードマニアから中古キックボードを譲り受けたりした所、キックボードは自分に合わないことがわかった。ペダルとフリーが欲しい、つまりミニマム自転車だ*4。
ということで白羽の矢が経ったのが、キックボード以上自転車未満なCarryMeだった。探していたら中古ショップでビッタリ欲しいカラーを見つけて即購入。
CarryMeのキャラクターははっきりしていて分かりやすい。小径ホイールからくる圧倒的な失速、15km/hぐらいの巡航がちょうどいいぐらいで全然速度が出ないし、ちょっとした距離で体力を食う。まあでも歩くよりも走るよりも早く、サドルという特等席で座って移動できる。最初は軽いハンドルが繊細に感じられるが、乗り続けてくるとバランスのいい剛性感が素直な操縦性とスポーティーさを引き出してることが分かる。確かに体力は使うし、ロードと比べればそりゃ遅いが走れるし、だいたいの癖は抑え込め、自分の足として信頼が寄せられる。折りたたみのステップも少なく、縦長コンパクトな折りたたみ形態。8kgを下回る十分な軽さ。
とまあかなり気に入ってるのだが、それはそうとやはり圧倒的に走行性能が足りない。まあ出先の街でちょっと散策とか、駐輪場がない玄関先に置かせてもらう…みたいな用途にはベストではあるけど、出先ツーリングするには厳しい。
んー、いや悪くはないけど、「走りたい」気持ちで出先を選べないというか、出かける用事があった上で持ってく、なら楽しいバイクというか。しかしかといってロードを輪行するのは面倒が過ぎる、という場面が出来たりしない?
- 折りたたみでコンパクトだが、走行性能も欲しい
ということで要件をまとめると
- 積載量重視の汎用バイク/カーゴ/グラベル/バーサタイル寄りのダボが多いやつ
- 走行性のある折りたたみ
のどちらか、または両方。いや折りたたみのプライオリティは低いというか趣味性が高まっちゃう
4台保有は難しいので、7005-mk2を解体or手放した上で、上記のどちらか重視かなあ? 解体パーツを割り当てて、新車をバラ完すると安上がりかもしれない。そうじゃないかもしれない*5
概ねディスクブレーキになるだろうから、そうするとグロータックのEualブレーキとか付けてみたいねえ。
このバイクがほしい2022
Surly BigDummy
いやー、試してみたいよね?7005-mk2を解体して付けても良いが、Alfine8s内装変速とかでもっと低速向き仕様で作りたいと思うし、そうするとコンポを移植する意味がなくなり、7005-mk2を解体する理由がなくなる。その場合は7005-mk2はまるごと売却かなあ
26インチディスクホイールを手組みできるか?という問題はある
Allcity SpaceHorse/SuperProfessional
Sulry対抗クロモリ。塗装センスはこちらのほうが好みなので。
SpaceHorseはSurlyで言うLongHaulTracker系ツーリングバイク、SuperProfessionalはシングルスピード向けだがRDハンガーもあり何でもありアーバン系
組むとすると、7005-mk2を解体して5800をポン付け、Equalディスクブレーキあたりを付けたい。
RibbleCycles Gravel AL
安価なアルミフレーム。グラベル
最近知った欧州ブランド。アルミのフレームセットをお安く売ってるのはありがたい。カスタムペイントも対応。
Gravel ALだとフォークダボもあり、積載量的に安心。スタイルはGCR ALのほうがシュッとしてるけどフォークダボが無くてな…。Fuji Jariとかも対抗に出てしまうけど、7005-mk2解体でバラ完できる分こちらがお得。
DAVOS D-309 ネオスポルティーフ/D-604 ネオランドナー
ダボマシマシグラベルバイク。
クロモリのネオランドナーがお買い得感あるけど、ぶっといカーボンフォークと細身のクロモリフレームはちょっとアンマッチのような気も。マッシヴなネオスポルティーフはカッコいいが、カーボンを普段使いするには気を使うかもしれない?
PacificCycles Reach
折りたたみ!走行性能重視!フレームセットあり!Carrymeと同じPacific社!
一応専用リアキャリアもあり、パニアを付けての普段使い出来なくもなさそう。ドロハン構成に出来るのは夢が広がる。5800ポン付けしたい。
ただ、そんな小さくはない…
Renault PremiumLight6
程よい折りたたみ、というだけだが、気になる。というか自動車会社ブランドでの自転車はだいたいどこかのOEMでよく見た形状になりがちだと思うのだが、ルノーはちょっと違うっぽいラインナップで謎。妙にグレード分けがあるし、敢えて変速機なし/走行性重視の軽量版を用意したり… と思ったら、GICが手がけているようだ
適当にググった感じダホンのOEMっぽい?PremiumLight6だとDove Plusが同等品かな。価格差がどう出ているのかは気になるところ。ダホンで14ならK3も対抗になるやん?とかは思いつつ、いやでもここはシングルスピードの軽量さを推したく…