3Dプリント細工ぽち袋

年始イベントのアレ用に、3Dプリントでポチ袋を作った。

わりと真面目に精密に噛み合うモノを作ったのは初めてかもしれない。

 

先行研究ではこんなのも見つけおり、う、これでいいかと思いつつも、しかし!やはりやってみねば…!ということで自作。

 ギミックについては、ポンチ絵を書きながら考える適当方針。基本としては、

  • 逆テーパーが吐けることを利用して、スライド引き出し2パーツを作る
  • 固定ピン1パーツを引き出しに対して垂直に突き刺して固定
  • 固定ピンを抜けなくするスライド式ロックを、引き出し内部に作る
  • スライド式ロックを外から操作するパーツ(装飾)を付ける

ぐらいの設計指針。計5パーツ。

モデリングFusion360を使う。闇雲にスケッチを増やさず、メインのスケッチにだいたいの図面を書いて起こし、それぞれパーツ毎にコンポーネント化。パーツクリアランスについてはコンポーネントを押し引きしてなんとかする。力技。もっといいワークフローありそう

で完成系。

造型テストはこんな感じにボロボロと。引き出しパーツが大きさの都合、出力に時間を食うため、これだけは造型回数を少なくするためあんまりハズさない様作った以外は問題なし。むしろ直前で初めて使うフィラメントを投入してしまい、フィラメント由来の造型ミスを連発したのが痛い。ちゃんと使い慣れたフィラメントにせねば…